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夜ル窃ニ 虫は月下の 栗を穿ツ [芭蕉]


 よるひそかに むしはげっかの くりをうがつ


延宝8年(1680) 37歳

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「和漢朗詠集」の「夜ノ雨ハ偸(ひそ)カニ石上(せきしょう)ノ苔を穿ツ」から得た着想で、虫が月下の栗を穿つ句を書いた。それはそれで賛辞に値することだが、
さらに、芭蕉の妾の話だったことがDOKKOU氏は解説してくれていた。
が、山梨県立大学芭蕉DBでは「採らない」とされており、角川書店編の解説本では一切触れられていない。

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DOKKOU


山梨県立大学 芭蕉db







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