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有村次左衛門 [幕末]


  岩金も くだけざらめや 武士の

    国のためにと 思ひ切る太刀

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 前夜に祝言を挙げていた。

   春風に さそわれて散る桜花 とめてとまらぬ わが思ひかな  (有村) 

   君がため つくす真心 天津日の 雲の上まで 匂ひゆくらん  (松子)

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<参考>

日本史の実行犯  長谷川 ヨシテル

新・立命館大学戦史研究所

翔ぶが如く 第1部第14回 桜田門外の変




p122



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陶晴賢 [戦国]



  何を惜しみ 何を恨まむ もとよりも

   このありさまの 定まれる身に



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  大河『毛利元就』の陶晴賢を思い出しました。
   負けても豪快に笑って死ぬ。そういうシーンだったかは覚えてませんが、
   恨み事なく死にたいものです。


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<参考>


戦国タイムズ


戦国武将の名言から学ぶビジネスマンの生き方




p34



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森田必勝 [昭和]



  今日にかけて かねて誓ひし 我が胸の

    思ひを知るは 野分のみかは



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 「野分」は秋の台風・暴風 「かは」も古語ということで、森田は学んでいた。
昭和20年7月25日生まれの森田必勝は、「まさかつ」と名付けられた。
一個人としては有望な将来があろうが、殉じた。

三島は生き残るように指示した小賀正義に「三島はともあれ森田の精神を後世に向かって恢弘せよ」と命じたという。


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<参考>


日々のクオリア 一ノ関 忠人


山下 しゅんすけ ブログ





p188



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岡田以蔵 [幕末]

  君が為  尽くす心は  水の泡

    消えにし後は  澄み渡るべき




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「澄み渡る空」という説もあるようだ。


10代の頃、『人斬り以蔵』(司馬遼太郎)での以蔵の武市愛に惹きこまれました。
これほど綺麗な句を残していたことは当時は完全スルーでした。



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<参考>



Japaaanマガジン


歴史専門サイト「レキシル」




p140



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井伊直弼 [幕末]

咲きかけし 猛き心の ひと房は
  
   散りての後ぞ 世に匂ひける



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前日に詠んだ歌で、自分の死後に評価されるだろうと歌っているようだ。
日米修好通商条約で岩瀬らが進めてしまい後に引けなくなり、
いずれ殺されると分かった上で大獄プレーをしていたのやもしれません。
警護を増やすこともせず、抵抗もせず、身を天に任せたのでしょう。



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<参考>


足長パパのブログ


歴史上の人物.com




p121




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黒田官兵衛 [江戸]



おもひおく 言の葉なくて つひに行く
 
 道は迷はじ なるにまかせて



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思い残す言葉もないとのこと、充実した人生ではあったとのことです。

が、4年前の関ケ原で野望が潰えた無念を言葉に残す訳にはいかなかった含意があるのやもしれません。



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<参考>

戦国武将の名言から学ぶビジネスマンの生き方

福岡52万石と黒田官兵衛の死 ジャンクワードドットコム



p92




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