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宴城東荘 <崔惠童> [漢詩]

  

   一月主人笑うこと幾回ぞ、
相逢い相値うて且く杯を銜まん。
眼に看る春色流水の如きを、
今日の残花昨日開く。


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1か月の中に笑うことが何回あるのか、これは荘子を踏まえていた。
起句の「主人」は「人生」の誤りではないかと指摘されているのは、
「孤平」だからだという。音が不自然なのでしょう。
玉井氏の解説は読みやすくも深く勉強になります。

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神奈川県漢詩連盟 玉井幸久






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