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命二つの 中に生きたる 桜かな
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816 梅花の宴 ありこせぬかも 小野老
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[中世]
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願はくは 花のしたにて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ
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北面の武士で鳥羽上皇に仕え妻子がありながら失恋により23で出家したという。
それでも彼が認められる実力を兼ね備えていたのでしょう。
死の10年程前の歌だが、望みが叶えられた。
-----
辞世に見る「生きざま 死にざま」
p43
2024-05-01 00:00
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