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30 近江荒都 柿本人麻呂 [万葉集]

 
 楽浪の 志賀の唐崎 幸くあれど 大宮人の 船待ちかねつ

 楽浪の 志賀の大わだ 淀むとも 昔の人に またも逢はめやも


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 柿本人麻呂は万葉集を代表する歌人で、天武・持統・文武天皇に仕えたという。
近江の荒都を歌うが、個人的な繋がりがあったとしても公的な立場での鎮魂なのでしょう。
人麻呂は枕詞などの修辞を飛躍的に発展させたという。

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楽浪の志賀の辛崎幸くあれど〈巻一・三十〉柿本人麻呂 反歌

楽浪の志賀の大わだ淀むとも〈巻一・三十一〉柿本人麻呂 反歌



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