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滁州西澗 <韋應物> [漢詩]


獨(ひと)り憐(あはれ)む  幽草(いうさう) 澗邊(かんへん)に 生じ,
上に 黄鸝(くゎうり)の  深樹に 鳴く 有るを。
春潮 雨を帶びて  晩來 急に,
野渡(やと) 人 無くして  舟 自ら 橫たふ。


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路傍の花に数秒見入る心も最近は確認しておりません。
韋應物は詩人であるので、職業柄、ボーとすることも多いのでしょう。
それで心打つ詩が書けるのだからうらやましい限りです。

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抒情詩選






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