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栗林忠道 [昭和]

 国の為 重き努を 果たし得で

  矢弾尽き果て 散るぞ悲しき


 仇討たで 野辺には朽ちじ 吾は又

  七度生れて 矛を執らむぞ


 醜草の 島に蔓る 其の時の

  皇国の行手 一途に思ふ


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イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』を観る。
海岸沿いで敵を迎え撃つ水際作戦の反対を押し切り地下壕を作り戦う。
約21000で約5倍の上陸部隊を迎え撃ち5日間での攻略予定を1月以上持ちこたえたという。
「国の為」や「皇国」を使う表現でも、この方が使うのは頭を下げるのみです。

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栗林忠道 最後の言葉~辞世の句

明徳寺にある陸軍中将 栗林忠道之墓



p170
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