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93. 鎌倉右大臣 [百人一首]

 世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ

  海人の小舟の 綱手かなしも


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 実朝の歌。世の中がいつまでもそのままであってほしいという願望には、
自分の生の願望も含まれているそうだ。漁師が小舟を綱で引く日常の光景を歌う。
しかし、実朝は殺害されることで、定家はこの歌を選ぶことにする。
昨年の大河のように優しい人柄だったのでしょう。

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ちょっと差がつく『百人一首講座』

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