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高橋紹運 [戦国]

 屍(かばね)をば 岩屋の苔に 埋めてぞ

  雲ゐの空に 名をとどむべき


 流れての 末の世遠く 埋(うずも)れぬ

  名をや岩屋の 苔の下水(したみず)

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 討伐対象の高橋家を主の命で継ぐことになる。
宗茂を立花道雪の娘婿として養子に出す。その際に争うことあらば立花家の者として自分を斬るよう命じたという。
最後の戦いで秀吉の援軍が来るまではと降伏勧告を拒否し、ついに自刃。
追い詰めた島津忠長も涙を流したという。

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高橋紹運の辞世 戦国百人一首86  明石 白(歴史ライター)



p70
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