赤穂浪士 一 [江戸]
草枕 むすぶかりねの 夢さめて 常世にかへる 春のあけぼの
間 喜兵衛
君がため 思ひぞ積もる 白雪を 散らすは 今朝の嶺の松風
吉田 忠左衛門
命にも 易(か)へぬ一つを 失はば 逃げ隠れても 此れを逃れん
村松 喜兵衛
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昔、正月12時間ドラマを食い入るように見ました。
悪人吉良の陰湿ないじめにより浅野内匠頭の堪忍袋の限界となる。
失業した各人に感情移入していましたが将来の自分を感じていたのでしょう。
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赤穂浪士四十七士の辞世 歌人・朝倉冴希の風花DIARY
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