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17. 在原業平朝臣 [百人一首]



 ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川

  からくれなゐに 水くくるとは
 


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「くぐる」であっても平安鎌倉の頃は「くくる」と書き区別できなかったという。
業平は「絞り染め」を意味する「くくる」としたが、定家は「潜る」である「くぐる」と理解したようだ。

陽成院の母藤原高子が春宮の御息所だった頃、業平が屏風の絵を見て詠んだという。
分からなかったので、youtubeで「絞り染め」を調べ綺麗な歌だと感嘆する。
「くぐる」としても、紅葉の下を水が潜って流れているの意であり、これも素晴らしかった。


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ちょっと差がつく『百人一首講座』


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