天狗党の乱 二 [幕末]
手筒山 棚引渡る 雲間より 色もかはらで 見ゆる松が枝
大内義寿
大丈夫が 弦張こめし 梓弓 引きつめてこそ なぞたゆむべき
長谷川守本
玉の緒の 絶ゆとも絶えぬ 思ひこそ 我が大君の 御かげ守らん
川上清太郎
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天狗党の乱で生き残った者は、鳥羽伏見の戦いとなり、諸政党が家族への弾圧をしたので当然に復讐する。水戸藩は特に陰惨だった。
武田耕雲斎の孫で母が藤田東湖の娘という武田金次郎が復讐の鬼と化したようだ。
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天狗党の乱(てんぐとうのらん) HISTORIST 山川出版社
明治150年水戸藩最後の内部抗争「松山戦争」の慰霊法要 子孫ら参列
p263