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446 亡妻挽歌 大伴旅人 [万葉集]

 我妹子が 見し鞆の浦の むろの木は 常世にあれど 見し人ぞなき (446)

 妹と来し 敏馬の崎を 帰るさに ひとりし見れば 涙ぐましも (449)

 我妹子が 植ゑし梅の木 見るごとに 心咽せつつ 涙し流る (453)

 

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 大宰府へ共に向かったが帰路、鞆の浦、敏馬の崎の記憶に涙する。
鞆の浦は足利義昭が京を去って後に暮らした地だったが、
調べてみれば坂本竜馬ゆかりの名所もあるそうだ。
上には3つ書いただけですが、下のリンク先の歌を読む。
同じような歌もありますが、悲しみが伝わってきます。

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万葉集 現代語訳 巻三挽歌446・447・448・449・450


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