河合惣兵衛 [幕末]
ひをむしの 身をいかてかは 惜むへき たたをしまるる 御世の行末
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「ひをむし」という虫で、はかないものを喩えているという。
姫路藩士。家老河合家の庶流で、尊攘派だったが、藩主が酒井忠績で老中首座となっており当然に佐幕であり、甲子の獄になったという。
鳥取藩へ逃げるよう勧められたが、老母や仲間への危険を避けるため、
判決により自刃したという。
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姫路勤王の志士 河合惣兵衛 私的万覚書
p254
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「ひをむし」という虫で、はかないものを喩えているという。
姫路藩士。家老河合家の庶流で、尊攘派だったが、藩主が酒井忠績で老中首座となっており当然に佐幕であり、甲子の獄になったという。
鳥取藩へ逃げるよう勧められたが、老母や仲間への危険を避けるため、
判決により自刃したという。
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姫路勤王の志士 河合惣兵衛 私的万覚書
p254