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338 酒を讃める歌 大伴旅人 [万葉集]

 
 験なき ものを思はずは 一杯の 濁れる酒を 飲むべくあるらし (338)


 酒の名を 聖(ひじり)と負(おお)せし 古の 大き聖の 言の宜しさ (339)


 いにしへの 七の賢しき 人たちも 欲りせしものは 酒にしあるらし (340)
 


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 万葉集の歌は、技巧ではなくストレートな表現がいいですね。
 竹林の七賢人も酒を望んだというのは、不当な一般化でしょう。
 私は嫌いではありませんが、水が綺麗であればいいでしょう。 

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讃岐屋一蔵の古典翻訳ブログ



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