SSブログ

87. 寂蓮法師 [百人一首]

 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に

  霧立ちのぼる 秋の夕暮れ


087_jakurenn.jpg

----------

 いろいろ知識となる歌でした。「村雨」がにわか雨だが、他にも秋に降る雨の表現があること、「霞」と「霧」の季節で使い分けること、
真木が杉や檜の常緑樹で、寂蓮は紅葉を使わなかった。
ググると落葉樹は鮮やかに赤や黄となるが、杉・檜は緑で古くなれば茶色くはなるようだ。
また、カメラを白露にズームインして、山全体へズームアウトする歌だという。

----------


ちょっと差がつく『百人一首講座』

小倉百人一首の全首を見る











nice!(0)  コメント(0)