土佐勤皇党 [幕末]
ふたたびと 返らぬ歳を はかなくも
今は惜しまぬ 身となりにけり
武市半平太
ちりよりも かろき身なれど 大君に
こころばかりは けふ報ゆなり
大利鼎吉
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武市は以蔵を飼い犬と思っていたのでしょう。
大利鼎吉は大坂城乗っ取り計画のために町の放火も企む。
池田屋、禁門の変から逃げてきたヤケクソでの計画であろうが合理であろうが、
大阪府民としては新選組に感謝するしかございません。
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<参考>
武市半平太 土佐の人物伝
新選組4人相手に死闘を演じ「ぜんざい屋事件」に散った志士・大利鼎吉が詠んだ辞世の心【前編】
新選組4人相手に死闘を演じ「ぜんざい屋事件」に散った志士・大利鼎吉が詠んだ辞世の心【後編】
p140