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土方歳三 [幕末]

 
 よしや身は 蝦夷の島辺に 朽ちぬとも

  魂は東の 君やまもらむ


 鉾とりて 月見るごとに おもふ哉

  あすはかばねの 上に照かと


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 二首あり、後者が明治に生き延びた島田魁が書き留めていたという。
土方の戒名を胸元に縫い付けていたそうだ。
月を見る度に自分の屍を照らすことを思うという。
明治2年5月10日に函館の武蔵野楼での別れの宴で詠んだそうだ。

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<参考>


土方歳三の辞世の句 ひすとりびあ



p148






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