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甲子烈士 [幕末]

 
  われならぬ 人のしをりを たどりつつ
   
   たか根に匂ふ はなをみるかな
                     宍戸真澂


  皇の 道しるき世を ねかふかな
  
   わが身はこけの したにくつとも
                     毛利登人


  かねてより たてしこころの たゆむべき

   たとへこの身は くちはてぬとも
                     松島剛蔵


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宍戸真澂は毛利元就の代から仕えた重臣で、禁門の変に反対したにも
かかわらず粛清されたという。
翌年の2月には高杉晋作が俗論派を打倒したという。
高杉も失敗すれば死であることを当然覚悟しており、そんな高杉を尊敬し、
自分の子に晋作から命名する人が多いのでしょう。

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<参考>


甲子殉難十一烈士 戦車のブログ



p136






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