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改訂完成稿詩 [西郷漢詩]



肥水豊山路已窮
墓田帰去覇図空
半生功罪両般跡
地底何顔対照公


肥水豊山 路已に窮れり、
墓田に帰り去かん 覇図も空し
半生の功罪は 両般の跡
地底にて 何の顔ありてか照公に対せん。


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「覇図も空し」を明治再維新の覇図とする。それが西郷の公式見解なのでしょう。
多くの死人を出した以上、それを貫くべきなのでしょうが、
そもそもはじめから起こす気はなかったし、始まってからは西郷は桐野に任せ政府軍に勝つつもりだったのかも疑問です。多くの不平士族らと死んであげたのかなと思います。
本音は、「覇図はそもそも空し」なのやもしれません。

斉彬を照師から照公にする。より尊敬と恩愛が込められているようだ。

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