今川氏真 [江戸]
なかなかに 世にも人をも 恨むまじ
時にあはぬを 身の咎にして
悔しとも うら山し共 思はねど
我世にかはる 世の姿かな
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『信長の野望』では悲惨な扱いだったが、実は、剣や蹴鞠、和歌にも長けていた。
信長の前で蹴鞠を披露するが、平静を崩さず見事披露したのでしょう。
子孫が高家となっている。まさに「時にあはぬ」だったのでしょう。
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<参考>
無能とは言わせない!戦国時代の残念な武将・今川氏真は文化人としてなら有能だった
今川氏真の辞世 戦国百人一首37
p98