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有子 [中古]


 はかなしや 浪の下にも 入りぬべし 月の都の 人や見るとて


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『辞世百人一首』では、藤原実定が厳島神社に行くことで清盛が喜び左大将にしたという。また、有子に短歌を贈ったが有子は引き下がったが、後で思いがつのり身を投げたとある。
が、有子は実定の寵愛を受けたという↓のリンク先の話もある。
また、厳島神社に詣でることは珍しくないことであり、時期が違う説もあるようだ。
難しいところです。

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平安時代の悲しい恋のお話ー月岡芳年の浮世絵より



p31
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