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岳陽の晩景 <張均> [漢詩]

  

晩景  寒鴉 集ひ,
秋風  旅雁 歸る。
水光  日を浮かべて出で,
霞彩  江に映えて飛ぶ。
洲は白くして  蘆花は吐き,
園は紅にして  柿葉 稀なり。
長沙は  卑溼の地,
九月  未だ衣を成さず。


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父が宰相だった唐の張均が、安史の乱で降伏し仕えることになったという。玄宗皇帝の娘婿の兄だったので、蜀に逃れていた玄宗は来てくれるものと思っていたのでショックを受ける。唐軍の奪回で降ったが、弟他殺されることになったが、助命嘆願で命は助かったという。(wiki先生を含む)
流刑の地長沙に流される途中で詠ったようだ。
カラスや雁は帰っていくが、弟が殺され自分は流されていき冬の支度もできていないという悲哀を残した。

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詩詞世界 碇豊長の詩詞






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