264 宇治川の網代木 柿本人麻呂 [万葉集]
もののふの 八十宇治川の 網代木に いさよふ波の ゆくへ知らずも
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「もののふ」といえば武士を連想しますが、朝廷に仕える文武百官の意だそうだ。
数が多い意の「八十」の枕詞だという。
近江大津宮が壬申の乱で廃都となるが、見てきたばかりで、
滅び去った無常の響きを読み取ることができるようだ。深い歌でした。
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万葉集のかたわらにキーボード
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「もののふ」といえば武士を連想しますが、朝廷に仕える文武百官の意だそうだ。
数が多い意の「八十」の枕詞だという。
近江大津宮が壬申の乱で廃都となるが、見てきたばかりで、
滅び去った無常の響きを読み取ることができるようだ。深い歌でした。
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万葉集のかたわらにキーボード
2023-10-22 00:00
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