SSブログ

贈りて別る <杜牧> [漢詩]


多情は 却って似る  総じて無情なるに,
惟だ覚る 罇前に  笑ひを成さず。
蝋燭 心有りて  還(な)ほ 別れを惜しみ,
人に替はり 涙を垂れて  天明に到る。


--------

愛するが故に別れの席で固まってしまう。無情と変わらない。
蝋燭が自分の悲しみを分かってくれて泣いてくれている。
素晴らしいですね。蝋燭に心があって涙を流すとした。

--------


漢詩の朗読 左大臣光永






nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。