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105 姉と弟 大伯の皇女 [万葉集]

 我が背子を 大和へ遣ると さ夜更けて 暁露に 我が立ち濡れし (105)

 ふたり行けど 行き過ぎかたき 秋山を いかにか君が ひとり越ゆらむ (106)



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弟である大津皇子が伊勢に訪ねてきて見送った際の歌。
同母の姉弟だったが母は他界し、天武天皇崩御後の危険な時期だった。
24で漢詩と武勇に優れ人望があったが、1つ上の草壁皇子は病弱だった。
とはいえ皇后の子でない以上、自分には無理だと分かっていたはずで、
野心はないだろうに残念なことだと思った。
が、↓のページの図に驚く、サッと読んだだけだが、「石川郎女」なる存在がいるようだ。
続きがあるようだ。明後日の楽しみにしておきます。



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万葉集の日記



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