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20 あかねさす紫野行き 額田王と大海人皇子 [万葉集]

あかねさす 紫野行き 標野行き

 野守は見ずや 君が袖振る 
              (20 額田王)


紫草の にほへる妹を 憎くあらば

 人妻故に 我れ恋ひめやも
              (21 大海人皇子) 



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 天智7年(668)5月の薬狩りで、宴席を盛り上げるために
額田王が歌い、大海人皇子が返したという。もはや年数も経ち、
こういう際どい歌のやり取りでも落ち着いてできたのでしょう。

が672年の壬申の乱で大友皇子が自害となるが、
大海人と額田王の娘の十市皇女が大友の妃だったが、父に従ったという。

額田王を扱った作品が多いようだ。私は不勉強だったので知らなかったが、
そりゃ小説にも漫画にもなるでしょう。

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短歌のこと 光のことば、言葉のひかり




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