8 熱田津に 額田王 [万葉集]
熱田津に 船乗りせむと 月待てば
潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな
-----
百済救援のために斉明天皇は船団を組んで西に向かった。
松山あたりで停泊し出発する際の歌だという。
額田王は女帝の側に仕えた随一の歌人で、翌年3月に博多に到着するが、その地で天皇が崩御され、中大兄皇子が準備し翌々年に白村江で大敗を喫することとなった。
「月待てば」は「満潮を待てば」の意だった。
-----
熱田津に 額田王 短歌のこと 光のことば、言葉の光
潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな
-----
百済救援のために斉明天皇は船団を組んで西に向かった。
松山あたりで停泊し出発する際の歌だという。
額田王は女帝の側に仕えた随一の歌人で、翌年3月に博多に到着するが、その地で天皇が崩御され、中大兄皇子が準備し翌々年に白村江で大敗を喫することとなった。
「月待てば」は「満潮を待てば」の意だった。
-----
熱田津に 額田王 短歌のこと 光のことば、言葉の光
2023-08-23 00:00
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0