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69. 能因法師 [百人一首]

  嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は

   竜田の川の 錦なりけり


能因法師

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山から川へ、嵐で、もみぢ葉が錦となる。動から静となる。
「三室の山の」「竜田の川の」と「の」もリズムを揃えていた。
歌合せの題が「紅葉」で1月ほどの猶予があったという。
能因法師は自宅にいたのに白河の関へ行ったかの嘘の歌も歌っていたが、
政治家とは違い大学で詩歌を学んだようなので、代作ではなく自分の作品なのでしょう。

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ちょっと差がつく『百人一首講座』


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