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山西の村に遊ぶ <陸游> [漢詩]

  

笑うこと莫れ農家 臘酒の渾るを
豊年客を留めて 鶏豚足る
山重水複 路無きかと疑う
柳暗花明 又一村
簫鼓追隨 春社近く
衣冠簡朴 古風存す
今從り若し閒に 月に乘ずるを許さば
杖を拄えて時と無く 夜門を叩かん


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 師走の酒は濁っているが鶏と豚はあるという。
昨日もキャベツと鶏豚だけの鍋と酒で過ごしたので冒頭惹き込まれる。

前途の見通しなく心配していると、突然に視界が開け花が咲き乱れる場所に出るという。それが「柳暗花明」だそうだ。別の意もあるので注意という。


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漢詩紹介 公益社団法人 関西吟詩文化協会







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