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松永貞徳 [江戸]



 露の命 消る衣の 玉手箱 ふたたひかけぬ みのりなるらん


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 室町俳諧から100年停滞した後に江戸初期で復活させたという。
彼自身は中世歌学の集大成が本意であり俳諧は余技だったが、
熱心な門弟に担がれ積極的に転じ巨大な流派を形成したようだ。
後に蕉風俳諧に繋がったという。

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【蕪村菴俳諧帖30】貞門俳諧




p88
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