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安原貞室 [江戸]



 今までは 目見(まみ)えせねども 主人公 八八といひし 年もあきけり


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 松永貞徳の寵愛を受けたが先輩に嫌われる。
貞徳の死後に『貞徳終焉記』を書き「貞」を頂き貞室と号を改め先輩を出し抜いたという。
秀吉が信長の法要を行った時のような気質だったのでしょう。
実力もあり、それでいて辞世に64だったので「はっぱ」を使うという茶目っ気もあったようだ。

芭蕉の師が貞室門弟から学んだようだ。

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山梨県立大学 芭蕉DB



p92
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